【現地観戦】スウォンジー戦で典型的な悪い負け方をしたアーセナル、ヴェンゲルの采配は頑固ゆえか、狙いがあるのか

       
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プレミアパブ編集部

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エミレーツスタジアム行ってきました。

メイン、3階席の前の方。個人的にエミレーツで一番見やすいのはこのポジションなんですよね。価格は£55だったかな。9000円くらい。平日の夜ということもあり、普通に買えました。
Arsenal01
場所は中継カメラの後ろ。なので、テレビとほとんど同じ視点ですね。
Arsenal02
ハイバリースタジアムの時の時計。
Arsenal03
キャンベルの得点直後。昨日のキャンベルはかなりキレキレでしたね。
Arsenal04
ちょっと縦に遅いというか、玉離れが悪いといえば悪いですけど、ボールをとられることもほとんどないし、自分のペースでなら、いい縦パスを入れることもできる。ストライカー寄りのスピード系ウインガーにしては珍しく、パススピードのコントロールが上手いのが素晴らしい。あとは、周りのリズムにもう少しあわせられるようになればいいが、今でも十分レギュラークラス。ブラジルワールドカップの時に初めて見て期待していたけど、ようやく活躍できるようになってきた。
Arsenal05
元アーセナルのファビアンスキも昨日は良かったですね。これはガナーズサポにとっては嬉しいけど、悔しいところだろう。このシーン拡大してみると…
Arsenal06
おもいっきり掴んでるな、ゴミス(笑)
色んなネタに使えそうなので、使用したい人はどうぞ(笑)
Arsenal07
ハーフタイム。何故か、チェンバーズとエルネニーしかアップしてなかったんですよね。なんでだろう。
Arsenal08
で、ハーフタイム明け、スウォンジーはアーセナルを待たせているにも関わらず、アップしてからピッチに。でも、怪我のリスクを考えれば、もう一度体を暖めるというのは、合理的ですねぇ。
 
さて、ほとんどの時間攻め続けたアーセナルですが、結局ポカミスで2失点。ここ10年くらいの典型的な悪いアーセナルの負け方でした。非常に残念。


アウトサイドで一度、後ろにトラップする癖があるキャンベルが持つと、スピードダウンしてしまうのは確かですが、それでも残しておきたかったところ。
キャンベルを下げるにしても、不調とはいえカットインで一人二人ならかわして、守備のほころびを作れるサンチェスを残しておけばよかったのにと思います。両翼がウェルベックとウォルコットという縦縦系ウイングだと、全然チャンスができないんですよね。
確かにけが人多くて、選択肢が少なかったのもあるんでしょうけど、ボランチを一枚削ってギブスを左翼にいれて前線を厚くする。あるいは、スタイルに合わないとしてもメルテザッカーを前線に置いて放り込むだとか、他の選択肢もあったんじゃないかと。
ヴェンゲルは昔から、状況を変えようと、両翼にスピード系いれて、チャンスを減らす悪癖があるんですが(もちろんうまくいく時もあるにはありますが)、これは何でなんでしょうか。
ヴェンゲルという名将をリスペクトしてあえて擁護するなら、システムを変えたり、戦い方を変えたりしない、つまり「普段と違う戦い方をしない」ことで、この試合で負けたとしても、選手たちを迷わせない。チームを熟成させる狙いがある…といったところでしょうか。
…ヴェンゲルが良くも悪くも頑固なだけのほうが濃厚ですが(苦笑)
パスワークのイメージが強いアーセナルですが、アタッカーに関してはエジルみたいなごく一部のスペシャルな選手を除き、本当にスピード重視ですよね。ヴェンゲル。
とりあえず1勝して、悪い流れをそろそろ断ち切りたいですね。



【了】

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